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Swing Street Café/Joe Sample - David T. Walker [JAZZ]

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今年の7月に、このSo-netブログに引っ越してきてから、アクセス数が飛躍的に伸びた。いやはや、ありがたいことだ。
アクセス解析を見ていて面白いのは、検索エンジン経由で来てくれる人たちの『検索キーワード』だ。最近多いキーワードは何故か『本田雅人 結婚』。せっかく来てくれた多くの人に申し訳ないのだが、サックス奏者の本田雅人は好きだが、未婚とか既婚の人的属性までは知らないっす。記事を読み返すと、キーワード検索してヒットしたものの、開いてみたら全く期待はずれの内容でガックリさせてしまうような記事がここには沢山あるのだろうなと想像できる(笑)。
しかし、それを機会に定期的にこのブログを読んでくれるようになる人が、もしいるとしたら…なんてことをニヤニヤと考えながら書いているのです(笑)

ジョー・サンプルデヴィッド・T・ウォーカー『スイングストリートカフェ』。
ご存知クルセイダーズの中心メンバーと、そのサポートギタリストとして活躍した二人のセッションアルバムである。
昔このアルバムを聴いてまず驚いたのは、僕が持っていたジョー・サンプルのイメージとの差異だった。盟友のデヴィッド・T・ウォーカーとともに、直球のブルースを実にアーシーに弾いているのだ。早い話しが、ジョーサンプル=メロウ路線と思い込んで、それを期待していた僕の予想外の内容だったわけで、有名な『虹の楽園』『渚にて』で聴かせた、あの叙情的で上品なメロディセンスとピアノスタイルを連想すると、大いに裏切られるアルバムだ。

『ようジョー!久しぶり!最近どう? …で?なに演んの?』
『最近、ソロアルバムのメロウ路線が受けちゃってさ…忙しくって疲れてんだよね。』
『あそう、そんじゃ難しく考えずにブルースでいいんじゃね?[ひらめき]
『イエィ!それいいねぇ![手(チョキ)] じゃ早速、ワン・ツウ…[るんるん]

このアルバムは、気心の知れたミュージシャンが集まって、大好きなブルースナンバーで、ちょっと気楽にセッションでも。。。といったノリで始まった演奏っぽい。いや、きっとそうに違いない。このリラックスぶりは、僕の下手な活字を読むよりも一度聴けばわかる。
で、後で録音したテープを聴くと、思いの外に凄く良かったのでレコードにしちゃいました(笑)…みたいな、セールスなんて意識しない大らかさのようなものを感じる。。。そんな気楽なブルースセッションだ。
ジョー・サンプルの、ちょっと意外で泥臭さすら感じるブルースピアノが何とも言えずご機嫌で渋い。
こんなアルバムを聴くと、ミュージシャンが心底に羨ましく思う。こんな風に演奏が出来たら、きっと楽しいんだろうな~。

全くの期待外れで出逢った作品というのも、なかなか味があっていいものだ。

ベストトラック
1.Hallelujah, I Love Her So
6.C.C. Rider
3.Honest I Do

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