Miles Davis and Modern Jazz Giants/Miles Davis [JAZZ]
イブの夜、いかがお過ごしですか?
僕は少々イラついたクリスマスイブでした。。。
まぁ、クリスマスだからって、わくわくしたりドキドキしたりムラムラしたりする年齢でもないのだけれど、家族との約束をすっぽかしてまで職場で黙々と迎えるクリスマスイブってのは、自分がクリスチャンでないというのを差し引いても、あまり気持ちのいいものではない。あぁ今頃は子供たちが大好きなチョコレートケーキの蝋燭に火を灯せるのを、今か今かと待ってくれているのだと思うと尚更だ。
何もクリスマスの日にシステムトラブルにならんでもよかろうに、ダイハードじゃあるまいし(笑)。
作 っ た 奴 出 て こ い !
…あ、僕だ(笑)
ぶつくさブツブツ……
で、結局深夜になってしまった。冷蔵庫を開けると娘たちの大好物で、いつもよりちょっぴり豪勢な料理の残りと、4分の1に切ったクリスマスケーキ。。。もちろん娘たちはもう眠っている。僕とサンタを秤にかけて、女房に急かされて寝床に就いたのだろう、クリスマスの夜には概ね子供は良い子になるものだ。その枕元にはすでにサンタからの贈り物が届いているようだ。よかった。
もうね、こんなクリスマスだとビング・クロスビーとか『きっときみはこない云々』とかの軟弱なクリスマスソングなんて聴いてられないわけですよ(笑)。そんな雰囲気ちゃいますから~。
というわけで、今日書くつもりだったアルバムは来年回しで、僕の今年のクリスマスアルバムは『Miles Davis and Modern Jazz Giants』。長いタイトルやな~。1954年12月24日、クリスマスイブに録音されたアルバムだ。
だからといってクリスマスのムードなんて皆無だけどね(笑)。
モダンジャズの超個性派のマイルス・デイヴィスとセロニアス・モンクが、その音楽性の違いからあろうことかレコーディングの最中に喧嘩までやらかしたという、都市伝説みたいな逸話が有名だ。喧嘩の原因はモンクのピアノがマイルスのイメージに合わずにトランペットソロの時にモンクに弾かせなかったとか、それでモンクがヘソ曲げちゃったとか言われてるのだが、この際その真偽はいいのだ。罪を憎んで人を憎まずだ。クリスマスなんだし(笑)
今日がクリスマスイブであることも忘れてガチンコ(死語)で仕事に打ち込む男たち……今夜の僕にはここが大事なのだ。いいじゃないですか~男はこうあるべきですよ、絶対に!
え?内容ですか?良いですよとても(なげやり)。
ベストトラック
1.The Man I Love (take two)
3.'Round About Midnight
これはまだ聴いていません... 来年聴いてみます。
実はマイルスは最近まで Bug's Groove、Miles In The Sky しか持っていませんでした。「ぼちぼち本気で聴き始めないと、生きているうちに全曲聴くのは難しいかも」と思い、今年になって Walkin'、Kind Of Blue、Bitches Brew 辺りを買い、特に Kind Of Blue を聴き込んでおります。
by nexus_6 (2008-12-25 22:26)
nexus_6さん、こんばんは!
マイルスvsモンクの喧嘩はどうやら都市伝説のようですが、音楽を聴くとモンクがふてくされてピアノを弾いてないような箇所があって面白いですよ。
Kind Of Blueは、このブログをはじめた頃に記事にしました。
http://nachamusic.blog.so-net.ne.jp/2008-04-12
…まぁ相変わらずテキトーに書いてますけどね(笑)
by なちゃ (2008-12-26 01:00)