SSブログ

ROCK CONCERT/KUWATA BAND [邦楽]

41JRFT40HZL._SL500_AA240_.jpg

 

ファンだとまではいかないが、サザンの歌はよく知ってるし好きだ…
日本中にそんな人はどのくらいいるのだろうか。僕もそうだ。好きだがファンだと言うには大いに気が引ける。
しかしデビューした頃から今に至るまで、なにかにつけサザンをはじめとする桑田佳佑の楽曲や歌は、ラジオやテレビ、そしてカラオケで最も耳にする機会が多く、その時そのシーンごとに深く心に残っている。桑田佳祐が天才だと言われるのはそこなのだと思う[ひらめき]
サザンオールスターズは、なんだかんだ言っても僕の中では日本のポップスの代名詞のような存在なのだ。
若い頃から小生意気にジャズなんかを聴いていたせいで、日本のポップスの流行にすっかり疎くなっても、僕が10代や20代だった頃は、サザンとユーミンさえ知っていれば、女の子と音楽の話しをする時にだってなんとかなったものだ[手(チョキ)]

今年の4月から配属された新人のH君。
夏頃には職場の雰囲気にも慣れて、バリバリとはいかないまでも、まぁそれなりに仕事をこなしてくれている。その反面で、慣れすぎて寝坊して来た上に、ちょっと目を離すと[眠い(睡眠)]居眠りをこくという大物の片鱗を見せつけてくれる有望株だ(苦笑)。
とはいえ、まだまだテクニカルスキルもヒューマンスキルも浅く、たまに僕らがドン引きするような失敗を披露してくれながらも[たらーっ(汗)]、彼の手元においてあるメモ用紙がボールペンの赤い文字で日毎に埋まって行くのを見ていると、自分が青い若輩だった頃を思い出し、先輩として恥をかかぬようにと、気が引き締まる思いがする[パンチ]
そんなH君、よくヘッドフォン[るんるん]を耳に着けているから、日頃どんな音楽を聴いているのかと訊ねてみた。ところが、先輩の質問をはぐらかすわけにもいかず、ちょっと恥ずかしそうに答える彼の口から出た歌手やグループの名前は、僕が全然知らないものばかりで困ってしまった[たらーっ(汗)]。全然知らないといっても、それはおそらく僕が知らないだけで、H君の年代の人たちの間では結構有名なグループなのだろうなとも思う。
話しが終わりそうになったので、サザンのことを聞いて見た。こんな時はサザンあたりの話題が僕的にはちょうど良い。今年になって活動休止を宣言したとはいえ、デビュー以来30年もの間、日本のポップスの頂点の座を守り続けているのだ。まさかサザンの歌を知らないってことは無いだろう。

『サザンですか?…、あまり知らないですねぇ、名前は聞いたことありますケド?』

。。。オジサンはちょっとショックだった[ふらふら]。いや、これは『サザンくらい知っとけ』という中年オヤジのごう慢だったのだろうか…
言うまでもなく、1987年生まれのH君はKUWATA BANDのことは知らなかった。
僕が初めて買ったCDは、KUWATA BANDの『ROCK CONSERT』だった。カッコよかったんだぞ。。。

1980年代の後半になると、いよいよアナログレコードの時代が終わりを迎え、新たにリリースされる音楽は、だんだんとレコードで発売されなくなって行った。この2枚組のライブアルバムもそうだった。
そんな流れに逆らえずに、僕がアルバイト代で初めてコンパクトディスクなるものを買った年に生まれた若者が、もう社会に出て僕の隣で仕事をしている。。。
僕はといえば、このCDで唄う桑田佳佑の年齢を軽く飛び越えていて、まだまだ若いぞと思っていながら『最近の若いモンは…』なんてぶつくさ呟きながら仕事をしている。なんか不思議な気分だ。
H君と僕の年の差は20…その差のちょうど真ん中あたりの年齢の桑田佳佑が唄う『スキップビート』の『スケベー スケベー スケベー スケベー』が、今日は僕の頭の中で一日中鳴っていた。

ベストトラック
DISC2-1.ONE DAY
DISC1-12.SKIPPED BEAT
DISC1-1.SMOKE ON THE WATER


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く ※いつもコメントありがとうございます。レスが遅い無精者ですが、遠慮なくお書き下さい。スパム対策の禁止ワードを設定しています。

お名前:[必須]
URL:
コメント:

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
別館オープンしました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。