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原子心母／Pink Floyd ｜Elis Regina in Londo.. ブログトップ

Live in Reykjavik／Mezzoforte　[FUSION] [編集]

さて、明日からいよいよ…というか、またまた仕事が始まる。
今年のお正月は近年に無いくらいダラダラと過ごしてしまった。
いっちょ、景気の良いフュージョンでも聴きながらシマっていこー。

去年の年末、ぎりぎりになって遠く北欧のアイスランドから届いた、僕へのクリスマスプレゼント
１９８０年代前半、ShakatakやLevel42らが人気となり巻き起こったブリティッシュ・ジャズ・ファンクのブーム。その波に乗って日本のフュージョンファンの間を(ちょっとだけ)席巻した、アイスランドのフュージョンバンドMezzoforte（メゾフォルテ）の最新ライブアルバム。
ドイツ盤の２枚組み、2007年の録音である。HMVで入手可能。

え？まだ活動してたの？

な～んていうなかれ。オリジナルメンバーのFridrik Karlsson (G)、Eythor Gunnarsson (Kb)、Johann Asmundsson (B)、Gulli Briem (Dr)がきちんとメンバーとしてクレジットされている。しかしこれ何て読むんだ？バンドは昔から知ってるけど、名前の読み方はいまだに覚えられん
前作『ForwardＭｏｔｉｏｎ』は４人編成での録音だったので、少し物足りなかったのだが、今回はサックスも復活。そしてＣＤ裏面のクレジットをよく見ると、メンバーが増えているようで、なんとホーンセクションやパーカッション、サイドギターまで『正式メンバー』となっているように読める。数えてみると１０人編成だ（驚）
なにせフュージョンブームが去ってからというもの、アルバムの日本盤での発売は『Daybreak』が最後。それも１５年も前のことだし、オリジナルアルバムは2004年以降出していない。旧作の日本でのリイシューも無ければ、日本でのファンサイトにしても本家の公式サイトにしても殆ど更新されていないような状態なので、情報がとっても少ないのだが。。。
とにかく元気そうでなによりでございます。
80年代のフュージョンに身も心も侵されて結構つぎ込んだ中年としては、ただでさえ健全な(？)フュージョンバンドなるものが減少の一途を辿る昨今、元気で暮らす昔なつかしい友からの手紙を、不意に受け取ったような気分で感慨深く聴かせてもらった次第。チキチキの１６ビートに乗ったギターのカッティング、ツボにビシッと来るチョッパーベース、ポルタメントを効かせたシンセソロ、派手なホーンアレンジとキメ…かつては巷に溢れていたこんな演奏をしてくれるバンドを最近は殆ど見かけなくなったという意味では、メゾフォルテの息の長さとその存在は僕にとって貴重だし、懐かしさの中にも溌剌とした ”今" を盛り込んで届けてくれたというのが何よりも嬉しい。そして、相も変わらずフュージョンの王道サウンドに反応しシビれてしまう自分。。。どちらも　あー、変わってないな～　なんて聴きながらニヤニヤしとります。
嬉しいことに、本作のライブ映像もYoutubeに上がっていたので、今日は２本立てでどうぞ。
ベースのJohannが内山くんみたいになっちゃったのを除けば、意外とまだまだ若くイケてる風貌にびっくりです、ハイ。
ここは是非とも、元気なうちに、もう一度来日してもらいたい。
もし実現したら、あの頃のフュージョン世代がこぞって聴きに行くと思うんだけど、どうだろうか。。。

ベストトラック
disc1-10.Suprise～Garden Party
disc1-1.Expressway
disc2-8.Four Corners