冥王星~再生する者 (Pluto, the Renewer) [その他の音楽]
惑星の音楽といえばホルストの組曲『惑星』。僕が最初に知ったのは中学生の頃、冨田勲がシンセで演じた『THE TOMITA PLANETS』だったかな。
んで、このCD。こないだブックオフで見っけたんだけど。
なにげにタスキに目をやると『冥王星付き』って書いてあんの。
え?ホルスト『惑星』に冥王星なんて有ったっけ? 無い・・・よね?
ホルストの『惑星』に冥王星が無い理由なら、クラシックにてんで疎い僕でも知ってる。作曲された当時は未発見だったから。
で、このCDが『冥王星付き』の名で発売された、なんと翌日に、国際天文学連合の決定により冥王星は惑星じゃなくなってしまった・・・と。
あぁ冥王星・・・つくづく不憫な星よのお。
まぁそれでも、今後『冥王星付きで惑星が録音される』ってことは無いだろうから、ある意味貴重な演奏になってく可能性もあるかなって・・・どうでしょうか(笑)
Whipped Cream & Other Delights/Herb Alpert & The Tijuana Brass [その他の音楽]
あ、ちゃんと勉強する ”ふり” もしてましたよ、深夜放送聴きながら。
「それいったい何てプレイ?」と聞きたくなるこのジャケットは、トランペッター・Herb Alpertがザ・ティファナ・ブラスを率いて1965年にA&Mからリリースした4作目。
殆どの楽曲が1~2分台なので、全12曲収録でもトータルで28分という短さ(笑)。全曲インストなんだけども、これはジャズ・フュージョンというよりはイージーリスニング的なアルバムじゃないかな、メキシカンつうかマリアッチ風というか。全て食べ物関連の曲名がついてて、さりげなくコンセプトアルバム仕立てになってたりして。
タイトルは『Whipped Cream & OtherDelights』。『ホイップクリームとか好物ばっかで嬉しいわ』ってとこなのでしょうかね。
アメリカじゃグラミー受賞の「A Taste Of Honey」が有名なんだろうけど、日本じゃ断然この曲だよな~。みんなが知ってるオールナイトニッポンの、あのテーマ曲『Bittersweet Samba』は4曲目。
思うに、タイトルはあんまり知られてなくっても、おそらく日本で最も有名なトランペット曲のひとつと言っても過言じゃないかと。演奏時間はたったの1分43秒。ラジオで流してたのはエンドレスになるように編集してるんだな。
あそうそう、最近では金麦のCMでも使われてたよね。
ベストトラック
1.Bittersweet Samba
4.A Taste of Honey
3.Tangerine
青空の代わりに夢を 太陽の代わりに音楽を
フレッシュな夜をリードする オールナイトニッポン
僕が若い頃に聴いてたパーソナリティは中島みゆき(月曜1部)・松山千春(火曜1部)・タモリ(水曜1部)・谷山浩子(木曜2部)などなど。特にビートたけし(木曜1部)と笑福亭鶴光(土曜)が好きだったなぁ。与太話で真夜中にへそで茶が沸くくらい笑ったり猥談で悶々とさせられたり・・・・人気コーナーのネタ考えてせっせと葉書を送ったりしたもんです。今はFAXかメールしか受付てないんだってね。
僕らが好きだったパーソナリティたちは、もうそろそろ還暦とか迎えちゃってて、今では逆に僕よりもずっと遥か年下の娘さんがぺちゃくちゃ喋ってんだけども、不思議と誰が喋っててもバックでこの曲がループして流れてると『ああオールナイトニッポンだな~』って、なんだか甘いようなほろ苦いような気持ちになっちまうんだよちきしょう。嗚呼青春時代・・・
どうか番組がある限り、この曲はずっとずっと使い続けて欲しいね。
今も多くの世代の人の心の襞(ひだ)にくっ付いてる、大切な曲だと思うから。
復旧を試みましたが改善されず、原因も分かりません(笑)。
今後とも、当ブログをよろしくお願い致します。
200円CDショートレビュー11連発 その3 [その他の音楽]
もう早速、も~いくつ寝ると~おしょうがつ~ ってな気分のなちゃです(笑)
『200円CDショートレビュー11連発』の3枚目はこんなの。豪華2枚組っす
昨日は心も和むアコーディオンだったけど、今日はご覧のとおり。ライナーに描かれてるイラスト見ても『如何にも』って感じがするよねぇ。はいそうです、CD二枚(なので一枚100円だな)にわたって無機質なピコピコサウンドね。
HMVのレビューによると
パンクの勢いとディスコやヒップホップのグルーヴを併せ持つ、
言うなれば早すぎたディスコパンク!…だそうな。
むむ、ディスコパンクてなんやねん…な~んか怖くなってきたぞ
Peanuts
Butter Wolfなる人物のBARON ZENなるバンドの幻の『At The
Mall』なる音源なるものをリミックス(その筋では有名な人なんだな)して集めたアルバムだそうな。 な、なるなるなるほど。
個人的にはリミックス盤に良盤なしと思ってるんだけど…さてどうでしょうか。
うーん・・・・世代的に若い頃はそれなりにYMOの洗礼は受けたし、この手のサウンドに苦手意識はあまり無かったつもり。おまけに、これはジャケ見た時点である程度想像はしてたけど……あちゃ~。
結論…僕はさっぱりダメでした。
そりゃ200円だったしダメでもしょうがないけどさ、とりあえずこれだけは声を大にしてブーイングしたい。
このヘタ過ぎる歌は何とかならんかったのかと
これを人前に出してええのかと(笑)
これはぶっちゃけ、か~なりキツかったっす。もうね、あまりにも守備範囲外で・・・
とても完聴できず一枚目の途中で売却棚流しの刑となりました(^”^;
本来の価格(Amazonにて、1月5日現在)→1,658円
200円の価値→★☆☆☆☆
200円CDショートレビュー11連発 その2 [その他の音楽]
『200円CDショートレビュー11連発』の2枚目はこれ
男の手に抱かれたどこか懐かしい風情の楽器のジャケット
そうそう、これはアコーディオンなんですねぇ。これは鍵盤で弾くピアノ型ではなくボタン型のようだね。
アルバムの主、Billy McComiskeyはアイルランド系アメリカ人のアコーディオン奏者。
これは彼の『Outside the Box』ってアルバムで、リリースは2008年。パソコンで聴きながらオフィシャルや日本語で書いてあるブログを探し回ったんだけど、見つけられず断念。
発売元のCompass Recordsってところは、ブルーグラスやワールド・ミュージックを主に扱うレーベルっぽいね。
アルバムにはMcComiskeyのオリジナル曲を中心に、TRAD MUSICを盛り込んだ、インストゥルメンタル13曲を収録。
曲名の後に(REEL)とか(JIG)とか(LULLABY)って書かれてるのは、アイルランド音楽の形式を示すもので、(REEL:アップテンポ)で(JIG:ミドルテンポのダンス曲)。LULLABYはもちろん子守唄だよね。
それにしても、この懐かしい耳あたりはアイリッシュミュージックの音階からくるのだろうか・・・どこかしら日本的で、いつかどこかで聴いたことあるような気にさせてくれるね。近所の安酒場に楽器持ち寄ってのセッションって雰囲気もいい。
まぁ楽曲てきにバリエーションが少なくって、一本調子に聴こえちゃうってのはあるけど・・・ね(笑)。
しかしながら、棚に一枚くらいこんな音楽があっても良いな、とは思う。特に下に貼った2曲がnice!で、明日から出社という憂鬱を大いに和ませてくれたってことで昨日に続いて◎。
これも200円は実にお得な買い物でしたよ。
ちなみに、ギター弾きをギタリスト、ピアノ弾きをピアニストと呼ぶように、アコーディオン奏者を『Accordionist』と呼ぶのは初めて知りましたデスはい。
200円の価値→★★★★☆
OASIS/喜多郎 [その他の音楽]
空は青、なにもない日曜日にお留守番
どうも朝から身体がだるく、頭が重い
昼寝くらいしか思いつかなかったので、昼寝することにした
あ、そうだ。BGMはこれにしよう。よく眠れそうだ
適度な音量で懐かしいアルバムを流しながら横になり眼を閉じる…
お昼寝開始、午後1時
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お昼寝終了、午後5時(笑)
なにこれ、効果ありすぎ(笑)
つーか、ちょっと疲れてるのかしらん?
明日からまた月曜日だね
合わせたふたつの掌に乗るような
そんな細やかなオアシスを守るために
頑張りましょうか
たまにはこんな日曜日があってもいい…
ベストトラック
5. 無限水
10. オアシス
7. 地平線
昼間に寝すぎたので、今夜眠れるか心配・・・
まぁこのアルバムがあれば大丈夫かな
おやすみなさい
Stone Flower/Antonio Carlos Jobim [その他の音楽]
残暑お見舞い申し上げます。今夜の大阪は涼しゅうございますよ
えー、突然ですが、なちゃ家では『上期賞与減額等に拠る空調機使用制限特別措置法案』が強行採決されましてですね、この夏から施行されています。そのため自慢じゃありませんが、まだ我が家ではエアコンのスイッチを一度もオンしておりませんですよ。(本当に全く自慢になりませんけど 笑)
まぁ元々女房がクーラー苦手だもんで毎夏ガンガンに冷やすって家風じゃございませんが、つまり早いハナシが『ボーナスもガクンと減ったことだしエアコンは極力使わないで夏を乗り切ろー』というわけなんですね~はい(;^_^A アセアセ・・・ とはいえ、ここは大阪…昼間にたっぷり熱を帯びたコンクリートに囲まれた我が家周辺なので、夕方になってもそう簡単には涼しくなりゃしません。夜になると人も車も犬も猫も杓子も引っ込んじゃうので窓を開けてても静かでいいんだけど、こないだの夜なんかは花火大会だったもんで家の前の通りが見物人で心斎橋筋みたくなったんだな。通行人はガヤガヤドヤドヤで車はブーブーとクラクション鳴らすし交通整理の警官はいちいち拡声器でしゃべってるしで、窓開けてるとあんまりにウルサイもんで『よっしゃ今日こそエアコンつけるぞー』って、リモコン探したら無いでやんの もうね、それっきり諦めました(笑) わははは(とほほほ)…
しかしまぁ、エアコンを使わないならそれはそれで慣れてしまえば何とかなるっつうか、夏の暑さにぐだぐだ言っても仕方ないし、その代わりといっちゃビールが旨いわね 今夜みたく幾分涼しかったら、もうそれだけで天国。音楽だってボサノバなんかいいでしょ…てことで、ジョビンの『ストーン・フラワー』でも流しながら上半身裸で団扇でバタバタ扇いでカッキーンと冷えたビールをこれまたカッキーンと冷やしたジョッキに、どぼどぼと注いでがぶがぶ飲むっちゃぁサイコーなんですよね。
ボサノバの持つ緩さ切なさとクリード・テイラーによる都会的なCTIサウンドの融合。カーテンを揺らす窓からの風のような穏やかさと時に突き放すような緊張感のバランスが実に良い塩梅で心地良いっす。ジャケットもいいね。ビシっと決めた紳士がタバコを燻らせ一服する横顔が、そんなサウンドを象徴しているかのようで。。。。つーかこれ、ジョビン本人なのかな?だとしたらかなりいい男だねぇ。
あ、しまった。調子に乗ってだらだらブログ書いてるうちにせっかくのビールがぬるくなっちゃったよ(笑)・・・・
それでは、Ate logo(アテ・ローゴ)、なちゃでした。
ベストトラック
1.Tereza My Love
4.Brazil
2.Children's Games
Debut/辻井伸行 [その他の音楽]
この作品を紹介するには、『感動』という言葉すらも安易に思えるのですが、
ボキャブラリーが貧困なせいか、それ以上の言葉を見つけられずにいます。
聴いているうちに、ちょっぴり涙が出ました…
『もし1日だけ目が見えるとしたら何を見たいか』
一躍時の人となった彼に対して、いち女性記者から俄かに投げかけられた質問は、耳を疑いたくなるような無神経なものだった。
『1番は両親の顔。あとは星や海、花火が見てみたい。でも、今は心の目で見られるので十分満足しています』
なんの屈託もなくこう答えてみせた彼の見えないはずの眼に宿る純粋な輝きに驚かされた。
アルバムにはクラシックからのレパートリーがたっぷりと収められ、彼のオリジナル曲が収められたもう一枚のCDが添えられている。
僕はピアノは全く弾けない。おまけにジャズやロックやポップスと比べると、クラシック音楽は僕にとっては少々敷居が高くて殆ど縁のないままここまで来た。だから曲を表現するためのクラシック音楽的な技量については『世界で認められた』という事実以外を僕はコメントできないし、他の世界的なピアニストの演奏を知らない以上はその資格もないだろうと思う。たしかに神業と絶賛する声と凡庸だとする声があるようだが、どちらなのか僕にはわからない。しかし彼の指先から放たれる一音一音には、幼少の頃からの掛替えの無い友でありこれからも彼が挑み続けるであろうピアノに対する友情と、音楽そのものへの深い感謝の気持ちが込められているようで、それだけは僕にも確かに感じ取ることが出来た。
僕にはクラシックの演奏よりも、彼の5つの自作曲がどうしようもなく心に響いた。眼を閉じて、シンプルなタイトルを付けられた楽曲に聴き入ると、(おそらく)隣に寄り添う母君の優しい声を頼りに、彼が耳や肌や指先で感じて瞼の裏に描いた様々な情景がこんなにも彩り深く美しいものなのかと、胸が熱くなるのを止められない。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ブラインドネスであることが、彼の素晴らしい才能を開花させたのだという文章をよく見かける。確かにこれまではそうだったのかもしれない。逆に言えば、世界に認められた今、それが順風満帆を約束するものでもないだろうとも思う。
しかしまだ20歳そこそこの若さだ。どうか『一時の下劣な喧騒』や『吹けば飛ぶような流行音楽』に翻弄されることなく、焦らずじっくりと感性を磨き、世界を魅了するタッチを持つ『演奏家』になってもらいたい。世界中を幸せにする旋律を導き出す『音楽家』になってもらいたい。
『感動』という言葉に代わるものがあるならば、そんな『願い』が相応しいのかもしれない。
彼がピアノと音楽を愛し続ける限り、音楽の神様も彼を愛し続けると思うから。
ベストトラック(disc2より)
4.セーヌ川のロンド(ORIGINAL)
5.高尾山の風(ORIGINAL)
2.川のささやき(ORIGINAL)
mika AGEMATSU/上松美香 [その他の音楽]
職場の近くのTSUT◎YAでレンタル料金が半額ですよと宣伝メールをくれたので、ぶらりと立ち寄ってみた。言っちゃぁ悪いがそのお店は音楽ソフト、特にジャズ・フュージョン関連の品揃えがあまりに貧弱なので殆ど行ってなかった。
ジャズのコーナーは予想通り相変わらずイマイチで、減ってはいないが増えてもいない(笑)。あーあ、やはり無駄足だったかと思いつつ、たまには最近流行っている音楽でも。。。。と、何かを探すってこともなく店内をウロウロしているうちに通りかかったのが、クラシックとイージーリスニングのコーナー。すると、ふと横から視線のようなものを感じたんですよね。しかも美女の。こういった美女の視線にやたらと敏感になったってのは、やっぱり年の功っちゅうやつねんですかね?そりゃ見逃しませんよ。たとえ視線の主がCDのジャケットであっても(笑)
というわけで、いったい誰のCDなのかもよくよく見ずに反射的に手にとったわけだが、これだけ可愛く微笑みかけられたら、男の礼儀として借りて帰らないわけにはいかんでしょうよ(笑)。改めてジャケットに書かれている文字をよく読むと、上松美香(あげまつみか)というアルパ奏者の作品だというのがわかった。
アルパとは、パラグアイで盛んに演奏されている弦楽器で、インディアン・ハープとも呼ばれる民族楽器のこと(詳しくはこちら)。
驚いたのは、この楽器は弾き方を覚える際に楽譜を使わないということだ。素人バンドで言うところの耳コピ(目コピ)ということなんですかね?
で、肝心の音楽の方なのだが、これは大当たりでございました。聴くに至った動機が不純な僕が言うのもなんですけどね(笑)。
ゆったりとした全体の流れの中で奏でられるアルパとギターの絡み合うような弦の響きやパーカッションのリズムがなんとも心地良い。上松美香のなんとも女性らしいチャーミングな作編曲のセンスが、とてもいい感じでスピーカーから伝わって来て、優しさに溢れながらも押し付けがましくない程度の緊張感も秘めている……たとえば雨の上がった日曜の夕方なんかにぴったりではないかと。
いいですよ、これ。僕は大変気に入りました。
ベストトラック
1.風
7.あなたの笑顔
12.Eternity ~悠久~
Heaven and Hell/Vangelis [その他の音楽]
脱退したリック・ウェイクマンの後任としてイエスへの加入が取り沙汰されたものの、音楽観の相違と自身の自由な音楽活動へのこだわり、ミュージシャン・ユニオンの問題などから、それを辞退したヴァンゲリスが1975年にRCAからのデビュー作として発表した、その名も『天国と地獄』。
邦題も変にひねっていない。今の時代ならどんびきするようなタイトルであり、とてつもなく巨大なテーマでもある。
ヴァンゲリスはギリシャ出身のキーボード・シンセサイザー奏者であり、その第一人者であると同時に『炎のランナー』や『ブレードランナー』、邦画『南極物語』のサウンドトラックや2002年FIFAワールドカップの公式アンセムの作者として有名だ。
ヴァンゲリスの書くメロディは『ちょっとありえないぞ』と思うくらいシンプルで、それゆえに美しさや哀しさが力強く脳裏に焼きつき、忘れえぬ深い感銘を僕に与えてくれる。
このアルバムは、当時まだ発展を始めて日の浅いキーボード類とシンセサイザーに加えて、様々な打楽器類を一人で操り、オーバーダビングを施し、パートによっては重厚な合唱隊を起用して完成された、説明不要…いや、僕ごときのボキャブラリーと文章力では説明不能な音楽だ。桃源郷の安らぎを思わせる甘美さと罪への裁きを受ける恐怖と…交互に伴って展開されるこの音楽芸術のイメージは、敢えて書くとすると
『壮 大 な 叙 情 的 宇 宙 交 響 詩』
なのである。
…ほらね言わんこっちゃ無い(汗)。なんのこっちゃな感想でしょ(笑)。
しかし、このような音楽が1970年代半ばに『楽譜を使わない音楽家』の手によって生みだされなというのは、贔屓目に見なくても驚きだ。イエスへの加入を巡って親交の深まったジョン・アンダーソンが、イエスでの歌唱さえも凌駕するような素晴らしい歌声で歌う『So Long Ago, So Clear』を聴いていると思う…もしもヴァンゲリスが本当に加入していたら、おそらく本作は生まれなかっただろうし、『炎のランナー』も『ブレードランナー』も然り。そしてイエスはロック界でどのような存在になっていたのか・・・
もちろん、それは神様や閻魔様とてわかるはずもないが・・・
このアルバムには入ってませんが、本当に名曲だと思います。
『炎のランナー』
愛のままで…/秋元順子 [その他の音楽]
おやすみ前にビールをぐびぐび飲みながらCDTVを見ていたら、
一位の歌にびっくらこいて、あやうくビールを吹くとこだった。
秋元順子の『愛のままで…』。
58歳でメジャーデビューし、’08年1月に発売した同曲が、じわじわと売り上げを伸ばし、遂にオリコン史上最年長61歳での一位を獲得したということだ。ちなみに、それまでの最年長記録は小田和正の59歳11カ月。
まさに究極の遅咲き。。。こりゃ凄いわ。
作詩:花岡優平 作曲:花岡優平
小鳥たちは 何を騒ぐの甘い果実が 欲しいのですか
他人(だれ)かと比較(くら)べる幸せなんて いらない
あなたの視線が 愛しくあれば…
あぁ この世に生まれ 巡り逢う奇跡
すべての偶然が あなたへとつづく
そう 生きてる限り ときめきをなげかけて
愛が愛のままで 終わるように…
過ぎた日々を 飾ることより
あなたと生きる これからの時間(きせつ)
後から感じる幸せよりも 今は
糸ひくような 接吻(くちづけ)しましょう
あぁ 生きてる意味を 求めたりしない
ただ あなたの愛に つつまれながら
そう キャンドルの灯(ひ)が いつか消える時まで
愛が愛のままで つづくように…
こういう歌詞が、全然悪くないな~と、感じる年齢になっちまったなー
おっさんも、おばはんも、まだまだチャンスはある!
が ん ば ろ う ぜ !!
Yes we can!!